こんにちは!はなです!
「はなハン検2級合格までの道のり」、今回はシリーズ第17弾です!
前回までの記事では、ハン検2級の試験概要、出題傾向、そして私が実際に使用することに決めた教材とその選定理由について詳しくお話ししました。
教材も決まり、いよいよ本格的な学習をスタートさせています!特にハン検2級合格の鍵となる「語彙力強化」のために、今回は私がメインの単語帳として選んだ『hanaの韓国語単語〈上級編〉ハン検1・2級レベル』を実際に使い始めてみて、その詳細な中身や感想、そして今後の活用法について、より詳しくレポートしたいと思います。
この記事を読めば、
- 『hanaの韓国語単語〈上級編〉』の収録語彙の具体的な内訳が分かる!
- 例文や音声が付いている部分と、そうでない部分が分かる!
- この単語帳をより効果的に活用するためのヒントが得られる!
単語学習は地道な作業ですが、教材の特性をしっかり理解して活用することが大切ですよね。ぜひ、私の体験談も参考にしてみてください!
1. 改めて『hanaの韓国語単語〈上級編〉』を選んだ理由
前回の教材選定の記事でも詳しくお話ししましたが、私が最終的に『hanaの韓国語単語〈上級編〉』を選んだ主な理由は以下の3点です。
- 豊富な例文: 単語が実際にどのように使われるかを文脈の中で学べる。
- 音声ファイル付き: 正しい発音を確認でき、リスニング練習にもなる。
- ハン検1・2級の出題範囲への対応: 試験対策として効率的に学習できる。
公式単語集の『合格トウミ』は網羅性が高いものの、例文がない点が私にとってはネックでした。『キクタン韓国語【上級編】』も魅力的でしたが、より多くの単語が掲載されている『hanaの韓国語単語』を選びました。
2. 実際に使い始めてみて感じたこと(メリット・デメリット詳細版)
教材選びの段階では期待していた『hanaの韓国語単語』ですが、実際に数週間使ってみて感じたことを、良い点と少し気になった点、そして「約5000語」という収録語彙数の実態について詳しくご紹介します。
「ここが良い!」と感じた点(例文・音声付きの部分)
- やっぱり例文が秀逸!
- これは期待通りでした!メインで学習する単語には例文が付いているため、単語の核となる意味だけでなく、使われる状況やニュアンスが非常に掴みやすいです。
- 例えば、同じ「さえずる」という意味の単語として「지저기다」「우짖다」の2つが掲載されています。どちらも日本語では同じ単語ですが、使われ方の違いが例文からわかります。
・지저기다「(小鳥が)さえずる」の例文→遠くから鳥がさえずる声が聞こえる。
・우짖다「(大きな鳥が)さえずる」の例文→カラスの群れが、木の上でカアカアうるさく鳴きわめいている。
これは、ハン検2級の読解問題や翻訳問題で非常に役立つと感じています。
- 音声ファイルの質と使いやすさ
- 例文が付いている単語に関しては、音声はクリアで、ネイティブの自然なスピードで録音されています。単語だけでなく例文も読み上げてくれるので、単語を覚えながらリスニング力も鍛えられている感覚があります。私は主にダウンロードした音声をスマホに入れ、通勤時間などを利用して聞いています。
- 1日ごとのノルマ設定
- 例文付きで学習する部分は、1日15語、1週間(1章)で105語を26週間(182日)で消化する構成になっています。これが私にとってはペースメーカーとなり、継続的な学習を助けてくれています。「今日はここまでやろう」という明確な目標があると、サボりにくいですね(笑)。
「約5000語」の実際と、注意点
- 収録語彙の内訳:
- この単語帳の表紙には「約5000語収録」と記載されています。しかし、前述のように例文と音声付きで1日ずつ学べるのは、2730語(15語×182日)です。
- では残りの約2270語はどこにあるかというと、書籍の最後にリスト形式でまとめられています。その内訳は以下の通りです。
- 漢字語:約2000語
- 動植物名:約140語
- 接辞・依存名詞・冠形詞:約150語
- つまり、メインで学習する単語以外に、補足的な語彙リストがある、という構成になっています。
- 例文・音声がない部分について(漢字語リストの特性):
- 書籍最後のリスト形式で掲載されている漢字語(約2000語)と動植物名(約140語)には、例文や音声ファイルはありません。日本語の意味が掲載されているのみです。
- この漢字語リストは、主に例文付きの2730語では取り上げられなかった漢字語、特に日本語と韓国語で意味が共通するものが多くまとめられているようです。
- しかしながら、その中には日本語でも普段あまり使わない、あるいは意味がパッと出てこないような難しい漢字語(例:矜持(きょうじ)、憧憬(しょうけい)など)も含まれていて、これらは日本語の意味からしっかり確認する必要があり、覚えるのに少し苦労しそうです。
- これらの単語を覚えるには、別途辞書で例文を調べたり、自分で例文を作ったりする工夫が必要になります。
- 接辞・依存名詞・冠形詞について:
- こちらの約150語については、日本語の意味と簡単な使用例(例文)は掲載されていますが、音声ファイルはありません。使用例があるので、漢字語や動植物名よりは学習しやすいですが、例文ではないので覚えにくいです。

なるほど!「約5000語」と聞くと、全部に例文と音声が付いていると期待しちゃうけど、実際にはメインでじっくり学ぶ部分と、リストで補足される部分があるんですね。特に巻末の漢字語リストは、日韓共通のものが多いとはいえ、日本語でも難しい言葉もあって、これは手強そう…。リスト部分は自分で工夫して覚える必要がありそうです。
3. 私の『hanaの韓国語単語』活用計画(詳細版)
上記の収録語彙の内訳を踏まえて、今後の『hanaの韓国語単語』の活用計画を以下のように考えています。
例文・音声付き単語(2730語)の学習法
- これは書籍の構成通り、1日15語のノルマで進めます。
- 音声ファイルを聞きながら、単語と例文を音読し、シャドーイングやオーバーラッピングも取り入れます。
- 例文の中で分からなかった単語や文法があれば、その都度調べる。
- 特に覚えにくい単語は、ノートに書き出して集中的に覚える。
- 週末に、その週に学習した単語全体を総復習する。
リスト形式単語の学習法(漢字語 約2000語、動植物名 約140語)
- まずは一通り目を通し、すでに知っている単語と知らない単語を仕分けます。
- 知らない単語や、意味があやふやな単語、特に日本語でも意味の確認が必要な漢字語については、辞書(電子辞書やオンライン辞書)で例文を調べ、ノートに書き出して覚えるようにします。
- 生成AIを活用して例文を作成し、覚えていきます。
接辞・依存名詞・冠形詞(約150語)の学習法
- これらは使用例が載っているので、それを参考に使い方を理解します。
- ハン検の文法問題でよく問われる項目なので、他の文法教材(『2級合格をめざして』や『実用韓国語文法【上級】』)と連携させながら学習を進めます。
4. 今後の語彙学習への意気込み
ハン検2級の語彙は、日常会話ではあまり使わないような硬い表現や、専門的な単語も多く含まれていると感じています。正直、まだまだ知らない単語だらけで、道のりは長いなと感じています。
『hanaの韓国語単語』は、メイン部分では例文を通して「生きた単語」として覚えられる点が、私にとっては非常に合っていると感じています。リスト形式の部分も、工夫次第で効果的に学習を進められると信じています。この単語帳を信じて、地道にコツコツと学習を続けていけば、必ず語彙力は向上すると信じています。
5. まとめ:単語帳の特性を理解して使いこなそう!
今回は、私がハン検2級対策のメイン単語帳として選んだ『hanaの韓国語単語〈上級編〉ハン検1・2級レベル』について、収録語彙の詳しい内訳や、それを踏まえた活用法についてお話ししました。
どんな教材にもメリット・デメリットはあり、最終的には自分に合ったものを見つけて、その特性を理解した上で使い続けることが大切だと思います。『hanaの韓国語単語』は、例文と音声を重視する私にとっては、今のところ非常に良い「相棒」となってくれそうです。リスト部分の学習は少し工夫が必要ですが、それもまた学習の一環として楽しんでいきたいと思います。
「はなハン検2級合格までの道のり」、次回は、この単語学習と並行して進めている他の教材(『ハングル能力検定試験 2級合格をめざして』やハン検学習ツール)の活用状況などについてもお話しできればと思っています。
皆さんの単語学習の参考になれば嬉しいです!一緒に合格目指して、열심히 공부해 봅시다! 화이팅!
