【韓国旅行者必読】電子入国申告書(e-Arrival Card)の導入決定!!

韓国エンタメ
記事内に広告が含まれています。

韓国への旅行を計画している方にとって、入国手続きは重要なポイントの一つです。

近年、韓国政府は入国手続きの効率化と利便性向上を目的として、電子入国申告書(e-Arrival Card)電子旅行許可(K-ETA)という二つのオンラインシステムを導入しています。

本記事では、これら二つのシステムの概要、申請方法、対象者、そしてそれぞれの特徴を比較し、旅行者が自身の状況に応じて最適な手続きを選択できるよう解説します。

はな
はな

2025年2月24日から新たに始まる制度だよ!
韓国旅行を予定している人は要チェック!!

入国審査とは

入国審査とは、外国からの渡航者が入国する際に、その国の入国管理当局が行う手続きのことを指します。この手続きでは、入国者の身元確認、渡航目的、滞在期間、滞在先などが確認され、入国の適否が判断されます。入国審査は、国の安全保障や治安維持、不法滞在の防止などを目的としており、各国で厳格に実施されています。

こん
こん

あの緊張する海外旅行の難関だね。
質問されると焦るよね。。。

入国審査の一般的な流れ

  1. 入国カードの記入:多くの国では、入国前に「入国カード」の記入が求められます。これは、機内で配布されることが一般的で、氏名、パスポート番号、滞在先、渡航目的などを記入します。シンガポールなどの国では、電子入国申告書(e-Arrival Card)などのオンライン申請が導入されています。
    ※ JALのHPにて紙の入国カードの書き方が例示されています。
    https://www.jal.co.jp/tabi/info/ed/asi/kr.html
  2. 入国審査ブースへ移動:空港到着後、案内表示に従って入国審査エリアへ向かいます。ここでは、自国民と外国人で列が分かれていることが多いため、適切な列に並びます。
  3. 必要書類の提示:入国審査官にパスポート、ビザ(必要な場合)、入国カード、帰りの航空券などを提示します。一部の国では、指紋や顔写真の提供が求められることもあります。
  4. 審査官との質疑応答:審査官から滞在目的、滞在期間、滞在先などについて質問されます。これらの質問には、正確かつ簡潔に答えることが重要です。不明瞭な回答や矛盾があると、追加の質問や最悪の場合、入国拒否となる可能性もあります。
  5. 入国許可の判断:審査官は提示された書類や質問への回答を基に、入国の可否を判断します。問題がなければ、パスポートに入国スタンプが押され、正式に入国が許可されます。

電子入国申告書(e-Arrival Card)とは

電子入国申告書(e-Arrival Card)は、韓国法務部出入国・外国人政策本部が2025年2月24日から導入するオンラインシステムです。このシステムにより、外国人旅行者は入国前にオンラインで入国申告を行うことが可能となり、従来の紙の入国申告書を提出する必要がなくなります。ただし、2025年12月末までは紙の入国申告書と電子入国申告書の併用が認められており、旅行者はどちらかを選択できます。

申請方法

e-Arrival Cardの申請は、韓国到着日の3日前からオンラインで行うことができます。申請手数料は無料であり、申請後72時間以内に入国しない場合は申告書が無効となるため、再度申請が必要です。申請には、パスポートの顔写真および個人情報が記載されたページの画像をアップロードする必要がありますが、アップロードが難しい場合は手動で情報を入力することも可能です。

☆ こちらのサイトから申請可能です!
https://www.e-arrivalcard.go.kr

免除対象者

以下の方々は、e-Arrival Cardの提出が免除されます:

  • 有効な電子旅行許可(K-ETA)を所持している方
  • 韓国で外国人登録を済ませた方(永住権保持者や韓国内居所申告者を含む)
  • 航空機の乗務員など特定の職業に従事する方

14歳未満の子供については、家族などの代理人が申告を代行する必要があります。

電子旅行許可(K-ETA)とは

電子旅行許可(K-ETA)は、韓国へのビザなし渡航を希望する外国人が事前にオンラインで取得する必要がある許可制度です。このシステムは、韓国政府が特定の国・地域の旅行者に対して導入しており、申請者はオンラインで必要情報を入力し、許可を受けることで韓国への入国が認められます。K-ETAの申請には手数料がかかり、通常10,000韓国ウォン(約1,050円)です。
公式サイト:https://www.k-eta.go.kr/portal/apply/index.do?locale=JP

申請方法

K-ETAの申請は、出発の少なくとも72時間前までにオンラインで行う必要があります。申請には、パスポート情報、旅行の詳細、連絡先情報などを入力し、申請手数料を支払います。申請が承認されると、年間(ただし、期間内にパスポートが失効する場合は、パスポートの有効期限まで)有効なK-ETAが発行され、その間は何度でも韓国への入国が可能です。

免除対象者

韓国政府は、観光促進のため特定の国・地域の旅行者に対してK-ETAの免除措置を導入しています。例えば、2023年4月1日からオーストラリアやニュージーランドなど22の国・地域の旅行者に対してK-ETAの免除が適用されており、当初は2024年末までの予定でしたが、現在は2025年12月31日まで延長されています。

e-Arrival CardとK-ETAの比較

e-Arrival CardとK-ETAは、いずれも韓国への入国手続きをオンラインで行うためのシステムですが、その目的や対象者、申請手続きには違いがあります。以下に、主な相違点をまとめました。

項目e-Arrival CardK-ETA
目的入国申告のオンライン化ビザなし渡航者の事前許可
対象者韓国に入国する全ての外国人(免除対象者を除く)ビザなし渡航を希望する特定の国・地域の旅行者
申請時期到着日の3日前から申請可能出発の72時間前までに申請
手数料無料10,000韓国ウォン(約1,050円)
有効期間申請後72時間以内に入国必要3年間有効で複数回入国可能
免除対象者K-ETA所持者、外国人登録済み者、特定職業従事者特定の国・地域の旅行者(免除措置適用時)

このように、e-Arrival Cardは入国申告書のオンライン版であり、K-ETAはビザなし渡航者の事前許可制度です。K-ETAを取得している旅行者は、e-Arrival Cardが不要です。

はな
はな

K-ETAの有効期限3年だから、3年前から2023年3月31日までに韓国に行った人は、K-ETAを登録してるし、まだ使えるね!

e-Arrival Card申請方法

韓国政府・法務部・出入国・外国人政策本部のHPに掲載されています。HPは韓国語と英語のみの対応となっていますが、e-Arrival Cardについてのパンフレットは、日本語のものが掲載されています。https://mojhome.moj.go.kr/immigration/index.do

まとめ

いかがでしたか?
2025年2月24日から導入される「e-Arrival Card」について、まとめました。

2026年からは紙の申告書がなくなる可能性が高いので、韓国好きの人は、避けて通れませんね!

ぜひ、韓国に旅行に行く前に、「e-Arrival Card」を使って、日本で事前に入力・申請を済ませて、安心して韓国旅行に行きましょう!

それでは、다음(次)の記事もお楽しみに!

created by Rinker
¥1,700 (2025/03/14 22:12:47時点 楽天市場調べ-詳細)
タイトルとURLをコピーしました